よく、焼菓子は常温保存、
という言葉を聞きますが…
冷蔵庫の外=常温
ではないですよ!
詳しくはこちらのコラムに書きました!
↓
焼菓子保存の「常温」って何度なの? のリンク挿入
そもそも常温って
何度か知っていますか??
この記事を書くにあたって
常温の定義を調べたところ
辞書の場合…
明確な温度があったりなかったり様々
日本の工業の国家規格の
日本工業規格(JIS)の場合…
5~35℃
医薬品の基準規格の
日本薬局方の場合…
15~25℃
などなど、それぞれで結構幅がありました。
焼菓子の場合、
賞味期限の書いてある
表示シールの中にも
「直射日光・高温多湿を避けた
涼しいところで保管してください」
という文言が入っている場合が多いです。
うーん…
で、結局手作りお菓子の場合、
保管に適した「常温」って何度なの???
って感じですよね
私がお店でヴァンドゥーズ(販売員)
をしていたときに
お客様にお伝えしていたのは
焼菓子の保管は25℃くらいまで
でした。
「くらい」
というのは
「必ず○℃以下」
とするとあまりに厳密すぎてしまい
お客様にも混乱させてしまうので
あえて「くらい」としていました。
「昨日は24℃だったから
そのまま持ち歩いてよかったのですが
今日は28℃だから要冷蔵です!!」
とお店の人に言われたら
買うのめんどくさくなりますよね(笑)
なので、夏場の場合は
クリームやチョコレートなど
溶けやすいものが挟まっていない限りは
「出来るだけ冷房の効いた
涼しいお部屋で保管してください。」
「冷房をつけないならば
冷蔵庫に入れて保管してください」
「生菓子ではないので
持ち帰る間は保冷剤は要りません」
というような伝え方で良いと思います。
ご家庭の場合は
ご自分で作ったお菓子を
・暑いお部屋に保管
・涼しいお部屋に保管
に分けて、数日置いてから
食べ比べしてみると良いですね
実際に食べ比べると
違いを実感できると思います。
(暑いところに保管すると、
早いと即カビが生えたりするので
実験時もうっかり傷んだものを
食べないように気を付けてくださいね)
せっかく作った手作りのお菓子を
おいしく食べてもらえるように
保管温度もぜひ気をつけてみてくださいね!
賞味期限の決め方の基礎は
こちらのメール講座内で
もっと詳しくお伝えしています!
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