最近は気温が上がって来たので
お菓子のおいしさを保つ
ための包装とラッピングの
"お店テク"を
温度を視点にお送りしています
今日も前回に続き、生菓子がテーマ!!
↑この間お菓子教室で習った
豆乳と黒糖のブランマンジェ!
コクがあってちょっと和風!
美味しかったです
今日はいよいよ…
生菓子の持ち歩き時に
保冷剤ってどのくらいもつの?
について書きたいと思います!
ケーキの持ち歩きに欠かせない
保冷剤!
保冷剤と一口に言っても
たくさんの種類があります。
一般的なタイプ
特殊な長時間持つタイプ
結露しにくいタイプ
中身が再利用できるタイプ
ゲルタイプ
液体タイプ
などなど…
色々ありますが
保冷剤の種類
や
入れるケーキ箱のサイズ
や、そしてもちろん
外気温
によって
保冷効果の持続時間はかなり変わります
なので
一概に
保冷剤を○個入れれば○分持ちます!
ということは言えません…
明確な答えを
期待していた皆さんごめんなさい
お店の場合
はどうしているかというと
気温が○℃までは○個で○分
○℃以上になったら個数を倍にする
箱のサイズが大きくなったらプラス○個
などなど、それぞれのお店の中で
ルールを決めていることが多いです。
そのルールに加えて
ヴァンドゥーズ(販売員)が接客をしながら
そのお客様に合わせて
個数や入れ方を調整しています。
私は複数のお菓子屋さんで
ヴァンドゥーズとして働きましたが
どこのお店でも
それぞれルールがありました
みなさんのお住まいの地域の気候によって
もちろん、季節によっても
保冷剤の効きめが異なりますので
お近くのお菓子屋さんで
ケーキを買った時に入れてくれる
保冷剤の量を参考にすると良いですね
仲良くなったら
ヴァンドゥーズ(販売員)さん
に聞いてみると
そのお店のルールを答えてくれるかも
しれません!
感覚で入れている場合は
教えてくれないかもしれません(笑)
ここで1つ!
大事なポイントが!!
お店の保冷剤は
業務用の温度の低い冷凍庫で
凍らせているので
しっかり冷え固まっていますが
お店から持ち帰った保冷剤を
家庭用の冷凍庫で同じように凍らせても
お店と同じ効果が得られない
場合が多いです。
一般的な家庭用の冷凍庫は
業務用の冷凍庫よりも
温度が高いことが多いのです
これ、盲点なので
お店が入れてくれる量を参考にしつつ
家庭では
ちょっと多めに入れる
と多少は持ちが良いかと思います
でもでも!
前回も書いた通り、
保冷剤はあくまでも
「冷たさを保つ」のが役割!
「保冷剤を沢山入れたから大丈夫!」
と過信はせずに
持ち歩いたらケーキは
早めに冷蔵庫に入れてくださいね!
おいしく作ったケーキは
おいしいまま食べてもらう!
食べる人の口に入るまで
お菓子のおいしさを保つように
意識してみてくださいね
売れるお菓子にグッと近づきますよ