気温が上がってくると
生菓子の持ち歩きの際の
保冷剤ってどのくらいもつの?
これ、気になりますよね
生ケーキの持ち歩きに欠かせない
保冷剤!
今日は保冷剤の効果について書こうと
思ったのですが
保冷剤について誤解している方が
とーっても多いお話
をひとつ、させてください!
みなさん、
保冷剤を入れたら箱が冷蔵状態になる!
と思っていませんか?
これ、ちょっと違うのです!!
保冷剤って
あくまでも「保冷」剤なのです。
「冷たさ」を「保つ」
のが保冷剤の効果なので
保冷剤に
ケーキを冷やす力は
ほとんどない
と思ったほうがいいです。
つまり、箱に入れるときに
ケーキ自体がしっかり冷えていることが
大前提!
冷えているケーキの温度を
保つのが保冷剤の役割なのです
常温の生ケーキを箱に入れて
保冷剤を付けても
ケーキが冷蔵状態になるまで
冷えることはありません。
もし、
冷えていないケーキを箱に入れて
保冷剤をつけて持ち運んだら
ムースやクリームは緩んで
溶けやすくなります
そして
温度が上がれば傷みやすくなります!
一生懸命作ったケーキ、
見た目が悪くなったり
傷んだりしたら残念ですよね…
これに加えて、
私が一番気にしているのは
傷むほどケーキが悪くならなくても
一回温度が上がったケーキは
味が落ちる!!!
ということ!
しかも、
温度が上がったケーキは再び冷やしても
味が元に戻るわけではないのですよね
家庭の手作りお菓子でも
パティシエがお店で作ったお菓子でも
私はせっかく作ったケーキは
おいしく食べてもらいたい!
のです!
人にあげるなら
なおさら、おいしさを保てるように
出来上がったケーキは
持ち運びの前に一旦冷やす!
これ、是非覚えておいてくださいね!